atelier✳︎gemcafé(gem=ジェム)の名前のこと。

Categoryアトリエ・ジェムカフェについて
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2014年3月24日、過去blogより

 当時、私は図書館で宝石にまつわる話しや世界史を読みふけっていました。
宝石商として、ダイヤモンドや翡翠、エメラルド等のハイクオリティの貴石をお客様に応じ販売する一方で〝どうしてこんなに高額な値段が付けられるのだろう〟〝宝石の役割はなんだろ〟という疑問が湧きました。
父は会社を残し逝ってしまったから、
夫と私は会社を継いだものの、暗中模索の中にいました。
寒河江に家を建て始め、完成し、娘が保育園に入って少し自分の時間が持てた1999年春、私はその図書館で目から鱗がおちる一冊の本に出会ったのです。
「…しかし、宝石はまた、ただ美しいだけの石ではない。宝石をあらわすのに、ジェムという言葉もある。これは、蕾とか、ブドウの木の芽を意味する。宝石は、そこから一つの世界があらわれる蕾であり、芽である。つまり、世界のミニチュアであるような不思議な物質であるともいえる。私たちは世界を、動物界、植物界、鉱物界に分ける。宝石は、鉱物界の最も純粋な結晶であり、物質の始原的な構造を示している不思議な宇宙のように思える。宝石に人間がひかれるのはただ美しいからではなく、不思議な物質をのぞきこみ、世界の構造を知りたい気持ちがあるからではないだろうか。したがって、宝石の歴史は、治金学から原子物理学にいたる科学の歴史と切り離すことは出来ないのである…」(寒河江市立図書館 書籍より)
衝撃的でした。
私は、もう、何から手をつけてよいかわからないくらい宝石のことが愛しくなり、どうして長い間、そのことを忘れてしまっていたのか切なくなりました。
幼いころ、父のとなりで宝石を並べては心癒されていたことを…
そうして私は“もし、私がお店をもつことができたら名前はgem ジェムと言う名前を入れよう!〟と思ったのです。
小さな蕾からはじまる世界への広がり。ひとりひとりの宝石(gem)の出会いからはじまるその人自身の宇宙へのひろがり…
そして、私自身に対しても宝石の蕾の宇宙の創造が頭の中にひろがっていました…
〈ぶどう石と言う名前のプレナイトとを実に見たてトルマリンの葉っぱで葡萄を作ってみました〉
ぶどう石プレナイトのヒーリング効果は“精神的な重荷を解放したい時、リラックスしたい時、自然界との繋がり本来の生命力を取り戻したい時などに〟
宝石店の中に、皆と共有できるスペースがあり宝石の意味が伝えられる場があれば。と。ひとりひとりその人に具わる才に光を照らす宝石があっていい…!
そのきっかけを
提供できるお店を作りたかったのです。
当時〝お店〟の形がなかった私たちは、レストランの一部のスペースを借り、「レストラン催事」を開催していました。
お客様は、私達を信頼し、よく足を運んでくださいました。
疑問だった私の宝石への概念は、喜びに変わっていたのでそれをお客様に伝えるだけ。15年前の私の営業力は、夫も驚くほどでした。
それにしても、私の瞑想室のイギリス製のカーテンは私が描いた図面を具現化してくださったあとりえ渡邊さんの提案でカノン社の川崎さんが設えてくれました、
ウィリアム モリスの葡萄…
補足ですが
ドイツ語には男性名詞、女性名詞、中性名詞があります。

 植物はたいてい女性名詞に分類され
野菜自身は「Gemu:se(ゲミューゼ)分類は中性名詞。
「Ge~e」って形の名詞は集合体を表す中性名詞なんですって。
Gemus:s(野菜)は古フランス語の
gemma(つぼみ•葡萄の芽)が語源。
gemmaは英語圏にgemmed(砕いたもの)という意味で取り入れられてgem(宝玉)の語源となっていった。
私の娘とお嫁さんは2人とも6月生まれ双子座。Gemini。
葡萄の芽は、世界を作るように広がりゆく希望の点、広がっていくことが砕いた、と表現するなら
宝石の意と双子の意、別に思える単語がgemmaという一つの言葉から枝分かれして生まれて、広がったと言うこと…
そこに、
たくさんの〝可能性〟に思いを馳せたことでしょう。

 亡くなった父も庭に葡萄を植えていた…✨

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